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経口・経鼻内視鏡検査の
どちらが有効?

悩む女性どちらの検査を受けるべきか、迷った場合は、「なぜ、胃カメラ検査を受ける必要があるのか」という目的を基準に選択することをお勧めします。
胃カメラ検査を受ける目的は、次の2つに大きく分類されます。これらの目的に基づいて、経鼻内視鏡検査で受けるか、それとも経口内視鏡検査で受けるかを決めることが重要です。

①スクリーニング検査
(健診・人間ドック、胃がん検診)

がん検診 自覚症状は何もないが、年齢的に胃がんなどの胃の病気が隠れていないかを調べるためのスクリーニング検査として胃カメラ検査を受ける場合 ⇒胃カメラ検査で胃の病気が見つかる検査前確率が低いため、「経鼻内視鏡検査で胃に大きな異常がないかをまずは調べる」というスタンスで検査に臨んでも問題ありません。ただし、経鼻内視鏡検査で病気を疑う異常が見つかった場合は、後日、経口内視鏡検査による精密検査が必要になることがあります。

②精密検査
(胃の不調な症状や検診異常の原因検索)

胃もたれや胃痛などの胃の不調な症状があり、その原因を調べるために胃カメラ検査を受ける場合

検診異常(胃レントゲン検査(胃バリウム検査)異常や胃がんリスク検査異常など)を指摘され、精密検査としての二次検診のために胃カメラ検査を受ける場合

⇒胃カメラ検査で何らかの胃の病気が見つかる検査前確率が高いため、「はじめから精密検査まで対応可能な経口内視鏡検査で検査を受ける」のをお勧めします。
ただし、経口内視鏡検査は、オエッとえずきやすく苦痛を伴う検査になる可能性があるため、当クリニックでは経口内視鏡検査を行う場合は、「鎮静剤を使用した経口内視鏡検査」を行っています。

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