◆潰瘍性大腸炎とは?
原因不明の慢性的な炎症性疾患で、主に大腸粘膜に炎症や潰瘍が生じ、腹痛、下痢、血便、粘血便などの症状が見られます。活動期と寛解期を繰り返すのが特徴です。近年患者数が増加傾向にあります。
◆病期に合わせた生活コントロール
- 病気の活動期と症状が落ち着いている寛解期では、気をつけることが異なります
- 症状のある活動期:栄養不足にならないようにバランスの取れた食事を心がけましょう
- 症状のない寛解期:症状がないからと自己判断で治療を中止してしまうと病状を悪化させる可能性があります。医師の指示に従い、治療を継続することが大切
◆食事について
- 消化しやすい食事:卵、油の少ない肉(鶏肉)、食物繊維が少ない野菜
- 調理法を工夫する:柔食材をらかく煮込む、細かく刻むなど
- 刺激物を控える:唐辛子などの香辛料、コーヒー、アルコール冷たい飲み物は少量に抑える
- こまめな水分補給:下痢によって脱水症状を起こしやすいため、意識して摂取することが重要
◆家族ができるサポート例
- 本人の気持ちに寄り添い、話を聞いてあげましょう
- 体調に合わせて協力する:経済的な負担を軽減できる医療費助成制度について情報を集め、活用をサポート
- 一緒に消化にやさしい献立を考える
- 医療費助成制度について知る:経済的な負担を軽減できる医療費助成制度について情報を集め、活用をサポート
◆よくあるご質問(Q&A)
Q:治療はいつまで続ければいいですか?A:現在、発症原因やメカニズムがわかっておらず、完治させる治療法は確立されていません。活動期では症状を緩和させ鎮静化に導き、寛解期にはそれを長く続けるための治療を継続して行います。そのため、症状がなくなっても地道に治療を続ける必要があります。
Q:仕事や学校は続けられるの?A:症状が落ち着いている寛解期であれば、基本的に仕事や学校を続けることは可能です。活動期には、体力を消耗する活動(体育の授業など)は体調に合わせて調整しましょう。また、トイレへの配慮や体調不良時の休憩など、学校や職場に体調変化への理解と協力を求めることが大切です。





