〜後悔しない
クリニック選びのために〜
便秘や下痢が続いている、お腹の調子がなんとなく優れない──それは、もしかすると大腸からのSOSかもしれません。
大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)は、大腸がんをはじめとするさまざまな大腸の病気を早期発見するために、とても重要な検査です。
とはいえ、「検査がつらそう」「恥ずかしい」「準備が大変そう」といった不安から、検査をためらってしまう方も少なくありません。
鹿児島市には大腸カメラ検査を行っている医療機関が数多くありますが、どのクリニックを選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
このページでは、鹿児島市で安心して大腸カメラ検査を受けるためのクリニック選びのポイントを、当院(鹿児島中央駅西口消化器内科・胃大腸内視鏡クリニック)の特長も交えながらご紹介します。
なぜ大腸カメラ検査が
必要なのか
~見逃せない症状と病気のリスク~
「たかが便秘」と軽く考えられがちな排便の異常も、実は大腸の病気のサインである可能性があります。
ここでは、大腸カメラ検査が推奨される主な症状と、検査によって発見される代表的な疾患についてご紹介します。
大腸カメラ検査を
受けた方がよい症状
次のような症状が続いている場合は、大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)を受けることをおすすめします。
- 便秘や下痢が続く:排便習慣の変化が数週間以上続いている
- 便が細くなった、残便感がある:便の形が細くなったり、排便後にすっきりしない感じが残る
- 血便・下血:便に血が混じる、または鮮やかな血が出る
※痔だと思っていても、大腸からの出血の可能性があります - お腹の張り・腹痛:慢性的な腹部の張りや、原因不明の腹痛が続いている
- 貧血:とくに鉄欠乏性貧血と診断された場合、大腸からの慢性的な出血が原因のことがあります
- 体重減少:ダイエットをしていないのに体重が減ってきている
- 便潜血検査で陽性:自治体や職場などの検診で便潜血が陽性だった場合は、精密検査として大腸カメラが推奨されます
これらの症状の背景には、大腸がんをはじめとする重篤な疾患が隠れている可能性もあります。
気になる症状が続く場合は、早めに専門医へ相談し、必要に応じて検査を受けることが大切です。
大腸カメラ検査で発見できる
代表的な疾患
大腸カメラ検査では、大腸の粘膜の状態を直接観察することで、以下のような疾患の診断が可能です。
- 大腸ポリープ
- 大腸がん
- 潰瘍性大腸炎
- クローン病
- 腸管ベーチェット病
- 大腸憩室症・憩室炎
- 虚血性大腸炎
特に大腸ポリープは、自覚症状がないまま進行することが多いため、定期的な内視鏡検査によって早期に発見・切除することが、大腸がん予防に直結します。
大腸がんから命を守るためにも、定期的な検査を受けることが重要です。
安心して受けられる
クリニック選びの
5つのポイント
大腸カメラ検査を受ける際には、どの医療機関を選ぶかがとても大切です。中でも、「苦痛への配慮があるか」や「検査を行う医師の専門性が高いか」といった点は、患者様が安心して検査を受けるための大切な判断材料となります。
1. 苦痛に配慮した検査体制が整っているか
「大腸カメラ=つらい・痛い」といったイメージをお持ちの方も多いかもしれません。しかし、現在では検査中の不快感を軽減するための工夫が数多く導入されています。検査を受ける前に、こうした配慮がなされているかを確認しておくと安心です。
主なチェックポイント
- 鎮静剤の使用が選択できるか
ウトウトと眠っているような状態で検査を受けられるため、緊張や不安をやわらげながら検査を終えることができます。
- 炭酸ガス(CO₂)送気を使用しているか
検査中に腸を膨らませる際に使う送気ガスとして、従来の空気に比べて吸収の早い炭酸ガスを使用すると、検査後のお腹の張りを軽減できます。 - 検査後のリカバリースペースが整っているか
鎮静剤を使用した場合は、検査後にしばらく休んでいただく必要があります。プライバシーに配慮されたリカバリー環境が整っているかどうかも、安心して検査を受けるための大切なポイントです。
当院では、患者様にとってできる限り負担の少ない検査をご提供できるよう、以下のような環境を整えています。
- 鎮静剤を使用し、眠ったような状態で検査を受けていただくことが可能です
- 炭酸ガス送気装置の導入により検査後のお腹の不快感の軽減に配慮しています
- 専用のリカバリースペースを6室完備し、検査後の安全な回復をサポートしています
2. 経験と専門性のある内視鏡医が検査を担当しているか
大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)は、担当する医師の技術や経験によって、検査の精度や安全性に影響を与えることがあります。どのような医師が検査を担当するかは、クリニック選びの大切なポイントです。
主な確認ポイント
- 日本消化器内視鏡学会の消化器内視鏡専門医が在籍しているか
「消化器内視鏡専門医」は、内視鏡診療に関する知識と技術の研鑽を重ね、所定の基準を満たした医師に認定される資格です。専門性のある医師が担当することで、より精度の高い観察と的確な診断が期待できます。 - 大腸カメラ検査や大腸ポリープ切除の実績があるか
年間の検査件数や過去の症例経験も、医師の習熟度を知るための一つの指標になります。特に、大腸ポリープが見つかった際に、その場で切除(内視鏡的ポリープ切除術)が行える体制が整っていれば、治療までスムーズに進められ、患者様の負担軽減につながります。
当院では、日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医の資格を有する医師が、患者様の状態に応じて丁寧かつ慎重に検査を実施しております。これまでの多数の検査経験を活かし、正確な観察と安全な手技に努めております。
3. 下剤服用へのサポート体制が整っているか
大腸カメラ検査を受ける際、多くの方が不安を感じるのが「検査前の下剤の服用」です。味や量、服用方法などに不安を感じる方も少なくありません。そのため、事前準備に対するサポート体制が整っているかどうかは、クリニック選びの大切なポイントとなります。
チェックすべきポイント
- 複数の下剤から選択が可能か
下剤にはいくつかの種類があり、味や量、服用方法に違いがあります。複数の選択肢があれば、患者様の体質やご希望に応じた提案が可能です。 - 院内で下剤を服用できる体制があるか
初めての方や服用に不安のある方にとって、看護師の見守りのもとで下剤を服用できる「院内服用スペース」があるかどうかは安心につながります。
当院では、患者様一人ひとりの体質やご希望を考慮し、現在国内で保険診療として使用可能な全6種類の下剤をご用意しています。その中から、飲みやすさや服用量の違いをふまえ、患者様毎により適した下剤をご提案しています。
また、院内での下剤服用にも対応しており、専用のスペースにて、看護師のサポートを受けながら服用可能です。初めての方やご高齢の方でも、安心して準備を進めていただける環境を整えています。
4. 通いやすさと立地も重要なポイント
大腸カメラ検査では、前日からの食事制限や下剤の服用など、事前準備が必要です。また、鎮静剤を使用した場合には検査後に自動車の運転ができないため、無理なく通院できる立地かどうかも重要な判断材料となります。
チェックすべきポイント
- 駅やバス停からのアクセスが良好か
公共交通機関での通院が可能かどうかは、鎮静後の安全な帰宅のためにも大切です。 - 駐車場の有無、または近隣の提携駐車場の有無
車での来院を希望する方にとっては、駐車のしやすさも重要です。
当院は、鹿児島市のターミナル駅である鹿児島中央駅西口に直結しており、JR・市電・バスなど複数の交通機関からのアクセスが可能です。また、AMUプラザ鹿児島の駐車場もご利用いただけます。検査後も安心してご帰宅いただける立地環境となっています。
5. スタッフの対応と院内の雰囲気
検査に対する不安をやわらげるためには、医師やスタッフの接遇、院内の雰囲気も大切な要素です。緊張感をやわらげ、安心して検査に臨める環境かどうかも、クリニック選びのポイントとなります。
チェックすべきポイント
- 説明が丁寧で、分かりやすいか
検査の流れや注意点などを丁寧に説明してくれるかどうか。 - 院内が清潔に保たれているか
清掃が行き届き、清潔感のある空間かどうかも安心材料のひとつです。 - プライバシーに配慮されているか
リカバリースペースや更衣室などが、周囲の視線に配慮された設計になっているかどうかも確認しておきましょう。
当院では、初めての方にも安心して検査を受けていただけるよう、丁寧なご説明を心がけております。また、院内は常に清潔な環境を保ち、プライバシーに配慮した個別のリカバリースペースも設けています。リラックスした状態で検査に臨んでいただけるよう、スタッフ一同、きめ細やかな対応を心がけております。
当院の大腸カメラ検査の特長
鹿児島中央駅西口消化器内科・胃大腸内視鏡クリニックでは、初めて大腸カメラ検査を受ける方にも安心してご来院いただけるよう、以下のような体制を整えています。
苦痛の少ない検査への配慮
ご希望に応じて鎮静剤を使用し、眠っているような状態で検査を受けていただくことが可能です。また、炭酸ガス送気を採用することで、検査後のお腹の張りを軽減できるよう配慮しています。
日本消化器内視鏡学会の
消化器内視鏡専門医による
検査の実施
消化器内視鏡専門医資格を持つ医師が検査を担当し、丁寧かつ適切な観察・処置を行っています。
日帰りでの
ポリープ切除に対応
検査中にポリープが見つかった場合、その場で切除を行える体制を整えており、別日に再度来院する手間を軽減できます。
鹿児島中央駅西口直結
の立地
雨の日でも濡れずに来院可能な駅直結の立地です。公共交通機関を利用しやすい環境でアクセス抜群です。
土曜検査の実施
平日にお時間がとりにくい方にも配慮し、土曜日も大腸カメラ検査を実施しています。
オンライン診療での
結果説明にも対応
検査後のご来院が難しい方には、オンライン診療での結果説明にも対応しています。来院回数をできるだけ減らし、負担の少ない診療を心がけています。
プライバシーに配慮した
リカバリースペース完備
検査後は、清潔で個別に区切られたリカバリースペースにて、安心してお休みいただけます。
大腸の健康が気になる方へ
「検査がこわい」「時間が取れない」「以前つらい思いをした」──このような理由で検査をためらっている方も多いかもしれません。
当院では、そのような不安に寄り添いながら、一人ひとりに合わせた検査環境をご提供しています。
便通の変化や健診での異常、あるいはちょっとしたお腹の違和感も、大腸からのサインかもしれません。大腸がんは、早期に発見・治療することで、予後が大きく改善される病気です。
鹿児島市で大腸カメラ検査をご検討の方は、どうぞお気軽に鹿児島中央駅西口消化器内科・胃大腸内視鏡クリニックへご相談ください。